みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。
WSUS 上では、機能更新プログラムは下記のように似たようなタイトルの機能更新プログラムが 2 つの表示されます。今回はこの 2 つのどちらを承認すべきか悩む方に向けたブログとなります。
上記の 2 つの機能更新プログラムの違いは、配信対象のクライアントのライセンスの違いとなります。上記の例では、ボリューム ライセンスを利用しているクライアントに対してはビジネス エディションを、それ以外のリテール ライセンス等を利用しているクライアントにはコンシューマー エディションを配信する必要があります。
このため、WSUS 配下にボリューム ライセンスを利用しているクライアントと、リテール ライセンスを利用しているクライアントが両方いる場合には、2 つの機能更新プログラム共に承認していただく必要があります。
また、機能更新プログラムのタイトルは、以下のようにバージョンによっても少し異なるため注意してください。
ボリューム ライセンスのクライアントを対象にした機能更新プログラムのタイトル例
- Windows 10 (ビジネス エディション)、バージョン 1709、ja-jp の機能更新プログラム
- Windows 10 Enterprise、バージョン 1703、ja-jp の機能更新プログラム
- Windows 10 Enterprise、バージョン 1607、ja-jp の機能更新プログラム
リテール ライセンス等のクライアントを対象にした機能更新プログラムのタイトル例
- Windows 10 (コンシューマー エディション)、バージョン 1709、ja-jp の機能更新プログラム
- Windows 10 Enterprise、バージョン 1703、ja-jp、製品版の機能更新プログラム
- Windows 10 Enterprise、バージョン 1607、ja-jp、Retail の機能更新プログラム