みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。
今回は、WSUS 経由で WebView2 Runtime を更新する手順をご紹介いたします。
WSUS より WebView2 Runtime の更新を 管理する場合に参考となるかと存じますので是非ご一読ください。
なお、本記事は WebView2 Runtime のバージョンを WSUS 経由で更新する際の手順となります。WebView2 Runtime の初期インストールにつきましては、WSUS から配信することはできませんのでご留意ください。
1. WebView2 の自動更新を制御する
WSUSで WebView2 Runtime の更新を管理する場合、WebView2 Runtime 自動更新を制御しておく必要があります。以下の公開ブログにてご案内させていただいております WebView2 Runtime の更新制御するためのポリシーまたはレジストリを追加いただくようお願いいたします。なお、こちらのポリシーについては Active Directory 配下のクライアントである必要がございますのでご留意ください。 4) WebView2 の更新制御
2. WSUS から WebView2 の更新を配信する
WSUS コンソールで [ オプション ] > [ 製品と分類 ] を開きます。
製品: Microsoft Edge 、分類: 更新 にチェックを追加し、更新プログラムを同期します。
WebView2 Runtime 向けの更新プログラムが同期されますので、WSUS にて承認作業を行います。
クライアントが WSUS にアクセスしたタイミングで承認情報を受け取り、更新プログラムの適用処理が行われます。具体的には、クライアントは、(ランダム時間を含む)既定で約 22 時間毎に WSUS へ検出処理が行われ、自動更新の設定に基づきダウンロード、インストールの処理を実施します。
WebView2 Runtime のバージョンが更新されます。
更新プログラム適用前
更新プログラム適用後