Configuration Manager WSUS 同期マネージャー (wsyncmgr) ログの詳細化方法について

詳細調査のため、Configuration Manager の WSUS 同期マネージャー (wsyncmgr) ログの詳細化を担当者よりご案内することがございます。
下記、その際の手順でございます。

詳細化による影響

出力されるログサイズが大きくなるため、過去のログが流れることがございます。
過去ログの保持が必要な場合は事前のログ バックアップ取得を推奨いたします。

なお、本手順において、Configuration Manager サービスの再起動は不要です。

対象のログ

[Configuration Manager インストール フォルダー]\Logs\wsyncmgr.log

詳細モード有効化手順

  1. [ファイル名を指定して実行] より regedit と入力して [OK] ボタンをクリックします。
  2. レジストリ エディタ画面にて、以下のキーを探します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SMS\Tracing\SMS_WSUS_SYNC_MANAGER]

  1. 上記キー配下で種類が「DWORD (32 ビット) 値 」(REG_DWORD) のレジストリ値を作成します。作成したレジストリ値の名前を LogLevel として、値を「4」に変更します。

PowerShell による自動化

上記有効化手順を自動化したスクリプトになります。以下を管理者権限で開いた PowerShell で実行ください。

1
New-ItemProperty -Path 'HKLM:\Software\Microsoft\SMS\Tracing\SMS_WSUS_SYNC_MANAGER' -Name "LogLevel" -PropertyType 'DWord' -Value "4" -ErrorAction SilentlyContinue

詳細モード無効化手順

  1. [ファイル名を指定して実行] より regedit と入力して [OK] ボタンをクリックします。
  2. レジストリ エディタ画面にて、以下のキーを探します。

[HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SMS\Tracing\SMS_WSUS_SYNC_MANAGER]

  1. 上記キー配下の LogLevel を右クリックして削除します。

PowerShell による自動化

上記無効化手順を自動化したスクリプトになります。以下を管理者権限で開いた PowerShell で実行ください。

1
Remove-ItemProperty -Path 'HKLM:\Software\Microsoft\SMS\Tracing\SMS_WSUS_SYNC_MANAGER' -Name "LogLevel" -ErrorAction SilentlyContinue