プログラムの問題を実際の実行履歴 (プログラムトレース) から解析する際に利用する IDNA トレースの採取手順です。
既に実行済みのプロセスについてトレースをTSS を使って採取します。
プログラムの実行履歴を採取するため、資料サイズが大きくなります。最大 8GB 強までファイルサイズが大きくなりますので出力先に十分な空き容量を用意してくださいますようお願い致します。
採取対象については担当者がご案内いたします。
採取対象プロセスについては担当者がご案内します。
トレースを採取したい再現内容については担当者がご案内いたします。トレース内容を局所化するために、再現の直前まで操作を進めて頂くご案内をすることもございますのでご案内内容をご確認ください。
1 | Get-Process [プロセス名] |
以下の URL にアクセスし、TSS.zip をダウンロードします。
2024年9月現在、ツールのご提供方法の変更が計画されております。下記 URL からツールをダウンロードできない場合、サポートケース担当者までご連絡ください。
複製したファイルを端末上の任意のパスに展開します。
※以下は展開例です。
Windows PowerShell を管理者として起動します。
起動した PowerShell コンソールで以下のコマンドを実行し、PowerShell スクリプトを実行できるように、実行ポリシーを変更します。なお、本実行ポリシーは開いた Powershell コンソール内のみで有効となります。
1 | Set-ExecutionPolicy Unrestricted -Scope Process |
1 | cd [TSS 展開先] |
1 | .\TSS.ps1 -TTD [ProcessId] -TTDMode Full -TTDMaxFile 8192 -noUpdate -noBasicLog |
※ [ProcessId] は 事前準備で確認したプロセス ID を指定ください。
使用許諾の確認が以下のように表示される場合は内容をご承諾頂いた上で [Accept] ボタンをクリックし同意頂きますようお願い致します。
資料は標準では C:\MS_DATA フォルダに保存されます。 保存先を変更されたい場合は、下記のように -LogFolderPath オプションを付与ください。
1 | .\TSS.ps1 -TTD [ProcessId] -TTDMode Full -TTDMaxFile 8192 -noUpdate -noBasicLog -LogFolderPath D:\MS_DATA |
担当者に案内された事象を再現します。
再現したら、Reproduce the issue and press ‘Y’ key AFTER finishing the repro (with window focus here) [Y]? と聞かれている画面で [Y] を入力します。資料採取が開始されます。
TSS に関してよく頂くご質問について、下記にまとめておりますので適宜ご参照ください。(弊社 Windows サポートチーム 資料採取案内ページへのリンクとなっております)