OS 更新プログラム適用失敗時、ConfigMgr / WSUS 環境、および Windows 環境の OS 更新関連資料を採取するために TSS (Trouble Shooting Script) による資料採取をお願いさせていただいております。
調査に必要なシステム情報やイベント ログ等の各種情報を、自動で採取可能なスクリプト ファイルにより採取します。
(情報採取に伴うシャットダウンや再起動は行われません)。
後述の手順で TSS.ps1 を実行し、出力された フォルダをアーカイブ化して弊社までお寄せくださいますようお願いいたします。
なお、下記でご案内している手順 では 性能解析や ネットワーク 解析のための資料は採取しておりません。そのような解析が必要な場合は担当者より採取手順を別途ご案内しますので、ご承知置きくださいますようお願い致します。
以下の URL にアクセスし、TSS.zip をダウンロードします。
複製したファイルを端末上の任意のパスに展開します。
※以下は展開例です。
Windows PowerShell を管理者として起動します。
起動した PowerShell コンソールで以下のコマンドを実行し、PowerShell スクリプトを実行できるように、実行ポリシーを変更します。なお、本実行ポリシーは開いた Powershell コンソール内のみで有効となります。
1 | Set-ExecutionPolicy Unrestricted -Scope Process |
1 | cd [TSS 展開先] |
1 | .\TSS.ps1 -CollectLog MCM_Report,DND_Setup -noUpdate -noZip |
使用許諾の確認が以下のように表示される場合は内容をご承諾頂いた上で [Accept] ボタンをクリックし同意頂きますようお願い致します。
資料は標準では C:\MS_DATA フォルダに保存されます。 保存先を変更されたい場合は、下記のように -LogFolderPath オプションを付与ください。
1 | .\TSS.ps1 -CollectLog MCM_Report,DND_Setup -noUpdate -noZip -LogFolderPath D:\MS_DATA |
資料採取が始まりますので終了まで待ちます。
“Please compress [フォルダ名] manually and send it to MS workspace upload site.” と表示され、Powershell ウィンドウの操作が戻ってきたら収集完了です。
採取した資料が 標準では以下のように [出力フォルダ指定先]\TSS_[ホスト名]YYMMdd-HHmmss というフォルダ配下に作成されますので、フォルダをアーカイブ化して弊社までお寄せください。
参考までにフォルダの内容は以下のようになります。
お客様の環境によっては本スクリプトが正常に動作しない場合がございます。お手数をおかけして恐縮でございますが、その旨ご連絡ください。
TSS に関してよく頂くご質問について、下記にまとめておりますので適宜ご参照ください。(弊社 Windows サポートチーム 資料採取案内ページへのリンクとなっております)
上記以外でよくご質問いただく内容としては以下です。