ネットワーク パケットの採取

ネットワークトラブルの原因究明のためにパケットキャプチャーを実施いただく際の手順です。
Windows 標準のコマンドを使って実施いただけます。追加ソフトウェアのインストールは不要です。

採取対象

採取対象については担当者がご案内いたします。

手順

準備

パケットキャプチャーを格納する一時フォルダを事前に作成するようお願いいたします。(C:\Tempなど)

開始手順

  1. 管理者権限でコマンド プロンプトを開きます。

  2. コマンドプロンプトで以下を実行します。(初回のトレース採取に失敗することがあるため、その問題を回避する手順です。
    以下のような画面が出れば問題ありません。

    1
    netsh trace start capture=yes report=disabled traceFile=%TEMP%\NetTrace.etl maxSize=2048 && netsh trace stop && del %TEMP%\NetTrace.etl

  3. 続けて、以下のコマンドを実行します。 [一時フォルダ]の箇所は適宜書き換えください。
    最大サイズ 1024 MB を上限として、循環形式でトレース ログを収集します。
    以下のような画面が出力されます。

    1
    netsh trace start capture=yes maxsize=1024 fileMode=circular overwrite=yes traceFile="[一時フォルダ]\NetTrace.etl"

停止手順

  1. 以下のコマンドを実行します。

    1
    netsh trace stop
  2. “ファイルの場所” として表示されている NetTrace.etl ファイル、及び同じフォルダ内の NetTrace.cab の 2 つのファイルを弊社までご提供ください。