パフォーマンス ログの採取
パフォーマンス ログを採取いただくことで、現象発生時のシステム パフォーマンスの状況を確認することが可能になります。
採取対象
採取対象については担当者がご案内いたします。
手順
以下のオブジェクト (すべてのインスタンス、カウンター) について、採取をお願いいたします。
【 X 】秒の数値については、担当者がご案内いたします。
- [管理ツール] より [パフォーマンス モニター] をクリックし、パフォーマンス モニターを起動します。
- [データ コレクター セット] を展開し、[ユーザー定義] を右クリックして、[新規作成] - [データ コレクター セット] をクリックします
- ログの名前を入力し “手動で構成する” を選択いただき、[次へ] をクリックします。
- [データ ログを作成する] にチェックが入っていることを確認し、”パフォーマンス カウンター” にチェックをいれ、[次へ] をクリックします
- 記録するパフォーマンス カウンターの項目で [追加] をクリックします。
- 使用可能なカウンターの一覧から、以下のカウンターを選択いただき、”選択したオブジェクトのインスタンス” 内で <すべてのインスタンス> が選択可能な場合には、<すべてのインスタンス>を選択して追加をクリックします。
- Logical Disk
- Memory
- Network Interface
- PhysicalDisk
- Process
- Processor
- System
- 選択が終了したら [OK] をクリックします。
- データのサンプル間隔を【 X 】秒に設定して [次へ] をクリックします。
- Log のルート ディレクトリの設定をして [次へ] をクリックします。
- “このデータ コレクター セットをすぐに開始する” を選択して [完了] をクリックします。
- パフォーマンス データの採取時には、ユーザー定義配下に作成されたデータ コレクター セットを右クリックして [開始] をクリックします。
- 停止時には、作成したカウンター ログを右クリックして [停止] をクリックします。
※ 再起動を実施された場合には、手順 11 から再度実行してください。
ログの最大サイズを設定する方法
- 手順 3. で指定したユーザー定義データ コレクター セットを右クリックし、プロパティを開きます。
- [停止条件] タブにて、”最大サイズ” チェックボックスをオンにし、ログ サイズを指定して [OK] ボタンをクリックします。ここで指定したサイズが小さいと現象発生時の情報が上書きされる可能性がございますため、指定するサイズには十分ご注意ください。
※ 一定期間採取を実施していただき、その実績を基に設定する方法をご検討ください。
- 右ペインのパフォーマンス カウンター DataCollector01 を右クリックしプロパティを選択します。
- [ファイル] タブにて、[ログ モード] より “循環” を選択し、[OK] ボタンをクリックします。
参考情報
Title: パフォーマンス ログ収集
URL: https://jpwinsup.github.io/blog/2021/06/07/Performance/SystemResource/PerformanceLogging/
Title: Windows Performance Monitor
URL: https://docs.microsoft.com/en-us/previous-versions/windows/it-pro/windows-server-2008-r2-and-2008/cc749249(v=ws.11)
Title: Creating Data Collector Sets
URL: https://docs.microsoft.com/en-us/previous-versions/windows/it-pro/windows-server-2008-r2-and-2008/cc749337(v=ws.10)
Title: Create a Data Collector Set Manually
URL: https://docs.microsoft.com/en-us/previous-versions/windows/it-pro/windows-server-2008-r2-and-2008/cc766404(v=ws.10)