Configuration Manager サーバー資料の採取手順 (手動)

何らかの理由により、 CMCollector による資料採取が出来ない場合において、 Configuration Manager サーバーの資料を採取いただく際の手順を以下にご案内します。
なお、お問い合わせの内容によっては、追加の資料採取手順を担当者よりご案内することもございますので、ご了承くださいますようお願い致します。

採取情報

  1. Configuration Manager サイト サーバー ログ
  2. Configuration Manager サイト サーバー セットアップ ログ
  3. Configuration Manager 管理ポイント ログ
  4. Configuration Manager 配布ポイント ログ
  5. Configuration Manager ソフトウェアの更新ポイント ログ
  6. Configuration Manager クラウド管理ゲートウェイ接続ポイント ログ
  7. IIS ログ
  8. イベント ログ
  9. システム情報
  10. レジストリ情報
  11. グループ ポリシー情報
  12. [SQL] サイト システムと境界情報

Configuration Manager サイト サーバー ログ

サイト サーバーの下記フォルダーを圧縮の上、取得をお願いします。

1
<サイト インストール フォルダー>\Logs 

※ 複数サイト存在する場合は全てのサイトサーバーで取得お願いします。

Configuration Manager サイト サーバー セットアップ ログ

サイト サーバーのセットアップのログが、システム ドライブ直下に以下のファイル名で存在しますので、取得をお願い致します。

  • ConfigMgrPrereq.log
  • ConfigMgrSetup.log
  • ConfigMgrSetupWizard.log

Configuration Manager 管理ポイント ログ

管理ポイントの役割をもつコンピューターの下記フォルダーを圧縮の上、取得をお願いします。
以下のいずれかに存在します。

1
2
3
\Program Files\SMS_CCM\Logs 
%windir%\CCM\Logs
\SMS_CCM\Logs

※ インストールのタイミングによって異なります。上記フォルダーを全てご確認ください。
※ \Program Files は SCCM インストール先に応じて変更されます。

また、管理ポイントがサイト サーバーと同居していない場合、以下に追加の管理ポイントのログがございますので、圧縮の上、取得をお願い致します。サイト サーバーと同居している場合は不要です。

1
\SMS\Logs

Configuration Manager リモート配布ポイント ログ

配布ポイントがサイト サーバーと同居していない場合、以下にリモート配布ポイントのログがございますので、圧縮の上、取得をお願い致します。サイト サーバーと同居している場合は不要です。

1
\SMS\Logs

Configuration Manager ソフトウェアの更新ポイント ログ

ソフトウェアの更新ポイントの役割をもつコンピュータの下記 2 点のフォルダーを圧縮の上、取得をお願いします。

1
<サイト インストール フォルダー>\Logs または \SMS\Logs 

また、WSUS サーバー資料の採取手順について に記載の情報も合わせて取得をお願いします。

Configuration Manager クラウド管理ゲートウェイ接続ポイント ログ

クラウド管理ゲートウェイ接続ポイントをご利用の場合、かつサイト サーバーと同居していない場合は以下にクラウド管理ゲートウェイ接続ポイントのログがございますので、圧縮の上ご提供くださいますようお願い致します。サイト サーバーと同居している場合はサイト サーバーと同じ場所にログがございます。

1
\SMS\Logs

IIS ログ

管理ポイント、配布ポイントの役割をもつコンピュータの以下のファイルを取得してください。

1
C:\inetpub\logs\LogFiles\W3SVC1 配下の事象発生日周辺のファイル。

※ あまりにも容量が大きくなるようであれば、事象発生日前後含む 3 日分程度で結構です。

イベント ログ

イベント ビューアーよりアプリケーション、システム、セキュリティのログを保存してください。
イベント ログ形式とテキスト形式での保存をお願いします。

システム情報

以下の手順で出力した txt ファイルの取得をお願いします。

  1. [ファイル名を指定して実行] より、”msinfo32” を開きます。
  2. [システム情報] 画面が開きますので、メニュー バーより、[ファイル] - [エクスポート] を選択します。
  3. 任意の名前を入力し、txt 形式で保存します。

レジストリ情報

以下のレジストリ キーをエクスポートしたファイルの取得をお願いします。

  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\CCM
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Microsoft\SMS
  • HKEY_LOCAL_MACHINE\SOFTWARE\Policies

レジストリのエクスポート手順はこちらをご参照ください。

グループ ポリシー情報

以下の手順で出力した htm ファイルの取得をお願いします。

  1. 管理者権限でコマンド プロンプトを起動し、任意のフォルダーに移動のうえ下記コマンドを実行します。
    1
    gpresult /H gpresult.htm
  2. 移動先フォルダーに出力された gpresult.htm を取得します。

[SQL] サイト システムと境界情報

最上位サイトのデータベース サーバーで SQL Query 結果の出力方法について - 採取手順 (CSV 形式で出力) の手順で、以下のクエリの実行結果の採取をお願いします。

  1. サイト システム情報

    1
    select * from SysResList
  2. サイト既定の境界グループ情報

    1
    select * from vSMS_DefaultBoundaryGroup
  3. 境界グループ別サーバー割り当て情報 (サイト毎)

    1
    select * from vSMS_BoundaryGroupSiteSystems
  4. 境界グループ情報

    1
    2
    3
    4
    5
    select a.GroupID,a.Name,a.DefaultSiteCode,c.Value
    from BoundaryGroup a
    left join BoundaryGroupMembers b on a.GroupID=b.GroupID
    left join BoundaryEx c
    on b.BoundaryID=c.BoundaryID
  5. 境界情報

    1
    select * from BoundaryEx
  6. 境界グループ別サーバー割り当て情報

    1
    2
    3
    select a.GroupID,a.Name,a.DefaultSiteCode,b.* from BoundaryGroup a
    left join BoundaryGroupSiteSystem b
    on a.GroupID=b.GroupID
  7. 境界グループの関係情報

    1
    2
    3
    select src.Name as 'SourceGroupName', dst.Name as 'DestinationGroupName', base.* from BoundaryGroupRelationships base 
    inner join BoundaryGroup src on src.GroupID = base.SourceGroupID
    inner join BoundaryGroup dst on dst.GroupID = base.DestinationGroupID