不要な更新プログラムは「拒否済み」に設定しよう!

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みなさま、こんにちは。WSUS サポート チームです。 今回は WSUS で設定出来る、更新プログラムの「拒否済み」の設定について、詳細を紹介いたします。 「そんなこと知ってどうするんだ…」と思われるかも知れませんが、WSUS はその性質上、過去にリリースされた更新プログラムの情報が、どんどん蓄積されてしまうシステムです。そのため、運用を行う上で、不要な更新プログラムを継続的に「拒否済み」に設定していき、不要な処理を実行させないようメンテナンスしていくことが非常に重要となります。本記事では、その詳細について説明していきます。 「拒否済み」とは?「拒否済み」は、いわば「論理的な削除状態」です。具体的な他の承認状態との違いは、以下の通りとなります。 承認状態 クライアントへの配信 レポート情報の収集 設定の単位 インストール承認 配信される 収集される コンピューター グループ単...

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WSUS のクリーンアップ ウィザードについて

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2017/12/05 初版公開2024/03/13 レプリカ構成における注意事項を追記しました。 こんにちは。WSUS サポート チームです。 今回は WSUS のオプションより実行する、クリーンアップ ウィザードについて紹介いたします。クリーンアップ ウィザードは WSUS の運用を行う上で、メンテナンスの一環として必ず定期実行することをお勧めしているので、WSUS の運用を行われている方は、是非ご一読ください! クリーンアップ ウィザードは、管理コンソールのオプションの下記の箇所から実行することができ、 実行しようとすると以下の 5 つの項目が選べます。 いずれの項目も、WSUS で保持されている更新プログラムのデータや、コンピューターの情報を整理・削除するための処理を実行するものとなりますが、実際に何が実行されるのか、なかなか分かりづらいですよね。 これを理解するため...

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