return code 7: ccmsetup.log でクライアント インストール後に再起動が必要となる場合の対処方法

Published: / Last update:
この記事の内容
  1. 問題の概要
  2. 原因
  3. 対処方法
    1. OS を再起動する
    2. 対処後の状態を確認する
  4. 留意事項
  5. 参考リンク

皆様、こんにちは。Configuration Manager / WSUS サポート チームです。

本記事では、Microsoft Configuration Manager のクライアントをインストールした際、[ccmsetup.log] に [Return code 7] が記録される場合の原因と対処方法をご案内します。

本記事の対象は、[CCMSetup.exe] によるクライアント インストールが完了し、OS の再起動が必要となった事象です。[Return code 7] 以外の戻り値や、OS の再起動後も発生するクライアントの登録、通信、ポリシー取得などの問題は対象外です。

問題の概要

[CCMSetup.exe] を実行した後、%windir%\ccmsetup\Logs\ccmsetup.log に次のログが記録される場合があります。

1
CcmSetup is exiting with return code 7

Microsoft Learn の [CCMSetup.exe の戻りコード] では、戻り値 7 は [再起動が必要] であることを示します。この戻り値はクライアント インストールの失敗を示すものではなく、インストールしたコンポーネントをシステムへ反映するために OS の再起動が必要な状態を示します。

原因

[CCMSetup.exe] は、Configuration Manager クライアントのインストールに必要な前提コンポーネントが端末にない場合、それらを自動的にインストールすることがあります。前提コンポーネントには、[Microsoft .NET Framework] や [Microsoft Visual C++ 再頒布可能パッケージ] などがあり、端末の OS、インストール済みのソフトウェア、および使用する Configuration Manager のバージョンによって必要なコンポーネントが異なります。

これらのコンポーネントのインストールまたは更新に OS の再起動が必要となった場合、[CCMSetup.exe] は [Return code 7] を記録して終了します。たとえば、[Microsoft .NET Framework] のインストールでは、次のような状態で再起動が必要となる場合があります。

  • [.NET] を使用するアプリケーションまたはサービスが実行されている
  • [.NET] のインストールに必要なソフトウェア更新プログラムが不足している
  • 以前にインストールした [.NET Framework] の更新プログラムによる再起動が保留されている

[Return code 7] だけでは、再起動を必要としたコンポーネントを特定できません。

対処方法

OS を再起動する

端末の利用者や業務への影響を確認し、適切なタイミングで OS を再起動します。この事象に対する追加の修復操作や、[CCMSetup.exe] の再実行は必要ありません。

対処後の状態を確認する

OS の再起動を実施すれば、本事象に対する対処は完了です。

OS を再起動しても、既に記録されている次のログが [Return code 0] に書き換わることはありません。また、OS の再起動直後に [ccmsetup.log] が更新されないこと自体は、問題を示す動作ではありません。

1
CcmSetup is exiting with return code 7

このため、[ccmsetup.log] に新しい終了行が記録されることを待たず、OS の再起動をもって本事象への対応を完了してください。

留意事項

  • [Return code 7] は再起動が必要な状態を示しますが、再起動を必要としたコンポーネントまでは示しません。
  • 再起動後にクライアントの登録、管理ポイントとの通信、またはポリシー取得に問題がある場合は、[Return code 7] とは別の事象として、関連するクライアント ログを確認してください。

参考リンク